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頼政(よりまさ)

能「頼政(よりまさ)」

 打倒平家を旗印に以仁王を奉じて兵をおこし、治承四年、平等院で自刃した源三位頼政。能「頼政」では旅の僧の前にあらわれた頼政の亡霊が、沈鬱な独自の面「頼政」をつけて、壮絶な宇治の橋合戦の有様や、自らの最後を謡い上げ、なおも僧の回向を乞いながら、やがて消え入るように扇の芝の草の蔭へ・・・。世阿弥の修羅物の代表作のひとつ。

頼政(友閑満庸作 江戸初期)

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