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宇治橋

 宇治橋の歴史は古く、大化2年(646年)に架けられたと言われており、瀬田の唐橋、山崎橋とともに日本三古橋の一つに数えられています。

 現在の橋は、交通緩和のために前の橋の3倍の幅で平成8年(1996年)に架け替えられたものです。寛永13年(1636年)のものをモデルにした高欄や擬宝珠が使われています。

 上流側にベランダのようにせり出している「三の間」は、本来橋の守り神である橋姫を祀るためのものですが、太閤秀吉がここから茶の湯のための水を汲ませたというエピソードが残っています。これに因んでか、今でも10月第1日曜日に開催される「宇治茶まつり」で使われる水はここから汲まれているそうです。

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