右京区の名勝・嵐山に優美な影を落として架かる渡月橋。
橋の歴史は古く、行基僧都が和銅6年(713年)に三重塔で有名な法輪寺の前身を開いた折、架けたと伝えられています。
現在の架橋は、昭和9年に完成し、橋脚は鉄筋コンクリート・欄干は檜材が用いられています。また橋の北側には増水時の流木止めが均等にしつらえられ、橋のアクセントともなっています。
長さ180mあまりのこの渡月橋から上流を大堰川・下流を桂川と分けて呼びならわされています。