京都新発見サイト 逸都物語

岡田以蔵は土佐の人で、強硬な尊皇攘夷論者である武市瑞山（半平太）が率いる土佐勤皇党にあって、佐幕派のみならず多くの人物を粛清、暗殺する実行部隊として活動し「人斬り以蔵」として恐れられた、いわばテロリストでした。
京都でよく見られる、町屋の出格子に付いたこの刀傷は、本間精一郎遭難之地のすぐ近くにあり、本間暗殺の際に岡田以蔵が付けたものとされています。狭く入り組んだ木屋町や先斗町（ぽんとちょう）の界隈で刀剣を振り回すのは至難であったと推測されます。もちろん真偽のほどは定かではありませんが・・・。

岡田以蔵刀傷（おかだいぞうかたなきず）

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